香月泰男映画

「シベリア・シリーズ」の世界的洋画家、香月泰男が映画に!

サン・ジュアンの木 ―画家香月泰男―(仮題)
2026年 10月 完成予定

映画「サン・ジュアンの木-画家香月泰男-(仮題)」

2026年 10月 完成予定

戦後80年・仙崎港引揚80周年特別企画として、長門市が誇る世界的画家香月泰男の生き様を、生涯こよなく愛したふるさと三隅町(現長門市)での暮らしを中心に、シベリアでの人間的葛藤と共に劇映画(一部ドキュメント)として描くものです。世界的絵画「シベリア・シリーズ」を中心とした数多くの代表作のほか、二年余りにわたって家族に宛てて送り続けた絵手紙(ハイラル通信)や、遊び心たっぷりに作ったオモチャなど、香月泰男の独自の世界をありあますことなく映画化し、画家香月泰男の魅力と共に、長門市の魅力を全国に発信するものです。

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ABOUT 香月泰男について

プロフィール写真

香月 泰男

山口県大津郡三隅町(現長門市)出身の洋画家香月泰男-。香月泰男は昭和の時代を代表する洋画家の一人です。「ここが<私>の地球だ」と言ってふるさと長門をこよなく愛した香月は生涯故郷を離れることなく、人間愛と平和をテーマに創作活動を続けました。太平洋戦争によって召集を受け満州へと渡り、シベリアで約二年間もの抑留生活を送った香月は帰国後、兵役と抑留体験を元にした「シベリア・シリーズ」を描きました。香月はシベリアの収容所からサン・ジュアンの豆を持って帰って家の庭に埋めました。香月は妻婦美子に言いました。「自分が死んだら分骨して、サン・ジュアンの木の下に埋めてくれ。サン・ジュアンの木に生まれ変わったら、孫たちがよじ登ってくれるだろう・・・」。50年以上たった今も、三隅町の香月の自宅の庭にはサン・ジュアンの木が朝の光を浴び、黄金色の輝いています。

1911年(明治44年)10月25日

山口県大津郡三隅村久原(現・長門市三隅下)に生まれる。

1931年 昭和6年

東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学。藤島武二の教室に学ぶ。

1934年 昭和9年

「雪降りの山陰風景」が国画会展で初入選する。

1936年 昭和11年

北海道庁立倶知安中学校の美術教師として赴任する。

1938年 昭和13年

山口県立下関高等女学校(現・山口県立下関南高等学校)に転任する。

1939年 昭和14年

梅原龍三郎、福島繁太郎の知遇を得る。「兎」が第3回文部省美術展覧会で特選になる。

1943年 昭和18年

応召。旧満州ハイラルへ配属される。

1945年 昭和20年

終戦。シベリヤへ抑留。

1947年 昭和22年 

引揚船・恵山丸で舞鶴へ到着。山口県立下関高等女学校(現・山口県立下関南高等学校)へ復職する。

1948年 昭和23年

山口県立深川高等女学校(現・山口県立大津緑洋高等学校)へ転任。復帰第一作となる「雨<牛>」を発表する。

1949年 昭和24年 

福島繁太郎が設立したフォルム画廊にて初の個展を開く。以降、亡くなるまで年1回フォルム画廊にて個展を続ける。

1960年 昭和35年

教職を退き、画業に専念する。

1969年 昭和44年

第1回日本芸術大賞を受賞する。

1974年 昭和49年

3月8日、心筋梗塞のため自宅にて死去。11月、シベリヤ・シリーズが山口県に寄贈される。

1979年 昭和54年

山口市に山口県立美術館開館。寄贈作品の常設展示室「香月泰男記念室」が設けられた。

TRAILER予告編

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香月泰男について映画制作への想い

香月が絵筆で示そうとした心の物語を映像化

一人の画家の人生の深い内面の旅。

過酷な体験の中で一人の人間が何を思い、なぜ希望を描くに至ったのか。

DIRECTOR監督紹介

監督写真

五十嵐 匠

1958年(昭和33年)9月16日 青森市に生まれる。
弘前高校、立教大学文学部卒。大学時代、シナリオセンターに通う。
岩波映画・四宮鉄男監督に師事、助監督として修業する。
以後、TBS「兼高かおる世界の旅」制作のため、アラスカをはじめ、世界各国を回る。

1996年 長編ドキュメンタリー映画「SAWADA」を監督。
(毎日映画コンクール文化映画グランプリ・キネマ旬報文化映画グランプリ・日本映画ペンクラブ選出準グランプリ・日本映画技術賞・JSC賞)
1999年 映画「地雷を踏んだらサヨウナラOne step on a mine,It’s all over.」(浅野忠信主演)完成。
2000年 正月ロードショー公開。(毎日映画コンクール主演男優賞(浅野忠信・バンコク映画祭 観客賞)
2001年 12月、夭折した童謡詩人金子みすゞの生と死を描く劇映画「みすゞ」(田中美里主演)を監督。(毎日映画コンクール助演男優賞・日本映画プロフェッショナル大賞(寺島 進)、毎日映画コンクール技術賞(金沢正夫)文化庁優秀作品賞)
2003年 近代陶芸の先駆者、陶芸家板谷波山の生き様を描いた劇映画「HAZAN」(榎木孝明主演、南果歩他)を監督。(ブルガリア・ヴァルナ国際映画祭グランプリ批評家連盟賞)
2005年 奄美大島で死んだ孤高の日本画家田中一村の生と死を描く劇映画「アダン」(榎木孝明主演、古手川祐子他)を監督。(第18回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」公式出品 アメリカ・シラキュース国際映画祭 審査員特別賞)
2006年 幕末長州藩のサムライ達五人が英国へと命を賭けて密航した青春を描く「長州ファイブ」(松田龍平主演)を監督。(2007年新春全国公開)(第19回東京国際映画祭公式出品 第40回アメリカ・ヒューストン国際映画祭 グランプリ)
2009年 幕末薩摩藩で西郷隆盛の片腕で「人斬り半次郎」の異名を持つ日本初の陸軍少将桐野利秋の生と死を描く劇映画「半次郎」(榎木孝明主演、エグザイルAKIRA,白石美帆他)を監督。(2010年秋全国公開)
2014年 直木賞作家重松清原作作品劇映画「十字架」を監督。(永瀬正敏、小出恵介、富田靖子、木村文乃他)(2016年スバル座他正月全国劇場公開)
2018年 映画「二宮金次郎」(合田雅吏、田中美里、柳沢慎吾、榎木孝明、田中泯)を監督。(2019年全国ホール他にて公開)
2021年 沖縄戦で行方不明になった知事と警察部長を描いた映画「島守の塔」(萩原聖人、村上淳、吉岡里帆、香川京子)を脚本監督。(2022年7月銀座シネスイッチ以後、全国公開)山路ふみ子映画賞受賞(香川京子、吉岡里帆)、日本映画批評家大賞助演女優賞(吉岡里帆)、ヨコハマ映画祭主演女優賞(吉岡里帆)。
2022年 長編ドキュメンタリー映画「時代遅れの最先端―風の谷の子どもたち」」を監督、第29回平和協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞」
2023年 命の恩人の保健師を描いた映画「じょっぱり」(木野花、王林、伊勢佳世)を脚本監督。
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